めんおうブログ

国家公務員からラーメン業界への転職を決意した、30代男性(妻、子2)の経験と思いと挑戦。時々、本などのブログ

これまでの人生で一番大きな決断、転職

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以前に書いた記事で、自分が転職を近日控えていることは、紹介させていただきました。本日は、転職に至った経緯などをまとめたいと思います。

いろいろな記事で転職体験談や方法などについては、紹介されています。自分もそのような記事をたくさん読みましたし、参考にさせていただきました。

ただ、多くの記事は、

どこか「他人事」というか、「自分は転職が決まってしまっているから上から教える」的なひびきのあるものだったように思います。自分は、活動している中で、どこか心細さがありました。きっと、今も転職活動中の人、今の仕事に悩みを抱えている人、転職しようかどうしようか迷っていて一歩踏み出せない人・・・が多くいるんだろうと思います。

なので、この記事では、「その時の心の動き」を紹介して、少しでもみなさんの不安を解消して背中を押してあげられるようにしたいと思います。

自分は、近くに同じ気持ちを持った先輩がおり、よく話を聞いてもらって、また逆に聞きもして、とても心強く感じたものです。

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今の仕事に悩んだり転職を迷っているのはあなただけではない

まず、自分の転職に至る体験談を読んでいただく前に知っていただきたいことがあります。きっと、今、この記事を読んでいる方(以下、あなた、といいます)は、仕事に少しでも悩みがあったり、転職を迷ったりしているんではないでしょうか。だからこそ、この記事の題名に目が行き、クリックしていただいているんだと思います。

その悩みや思いの程度には、かなり個人差があると思いますが、絶対に言えることは、悩みがあるのは、あなただけではない、ということです。
みんな、少なからず悩みはあるし、人によっては「辞めるなんて許されない」なんて言ったりするかもしれません。でも、そのように言う人に限って、転職していく人のことを心のどこかで「うらやましく思っている」ものです。断言できます。なぜか、それは昔の自分がそうだったからです。そのことは下の方で詳しく紹介します。
だから、悩んだり転職を考えることは、悪いことではないし、逃げだなんてことは絶対ない、ということです。「やめる勇気」なんて言葉を聞いたことがあると思いますが、今の仕事をやめる、ということ自体、本当に心労のたえないものだと思います。いやだからやめる、ということでなく、次のことをしっかり考えてやめて、転職する、というのは、逃げなんかではなく「前へすすむこと」です。間違いありません。

そのことをまず、よく理解していただいて、自分の悩みや思いに自信をもっていただきたい。

それでは、体験談に進みましょう!

 これまでの職歴・・・()は、そのときの職業に対する気持ちなど

22歳:B大学卒業(働くって何だろう、分からないけど、取りあえず決まった就職先を、辞めてでもやりたいことがあるわけでもないから今のところで働こう)
23歳:幹部養成コース修了(何となく忙しい期間が終わったけど、まだこの職場が実際どういうところか分からないから続けてみよう。きっと、仕事を頑張れば何か見えるはず)

24歳~27歳:右も左も分からない現場責任者から、ある程度の仕事はチームを率いてこなすことのできる現場責任者のまとめ役まで(だいたい仕事のやり方がわかってきたから時間もできてきた。結婚もして、子どももできて、充実した私生活と職場の上司や同僚との関係が良好で楽しい毎日を過ごす。毎日が楽しくて、働くことの意義や自分の仕事の行き先(サービスの対象、社会にどのように貢献できているかなど)を考えず)
27歳:初めての転勤、チームを率いて仕事をする現場責任者から幹部養成コースの教官(人を教え導く立場になったことを誇らしく思う)

28歳~30歳:幹部養成コースの教官の中でも新米から中堅へ(誇らしい気持ちよりも不安のほうが圧倒的に大きい毎日。自分には、知識や技能を教えることはできても、何となく自分の言っていることには中身がないような気がし続ける)
30歳~31歳:幹部養成コースの教官の中でも古参に近くなる。(人生について真剣に考え始め、転職を決断)

転職を考え始めたきっかけとそのときの心の動き、転職を決断する決め手

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上に書いたように、10年前から職業に対して、自分のしていることに対して正面から真剣に向き合ったり、自分の頭で考える、ということをしてこなかったようです。
仕事や家庭について考えるようになったのは、28歳ころです。
そのころ、自分は、仕事では自分で現場を回す立場から「人を教え導く」立場になりました。また、家庭では父親になりました(今では2子の父です)。家庭でも人を育てる立場になったのです。
そのときに感じていたのは、自分の発言や行動は、「正しい」かもしれないけど「中身がないような気がする」ということでした。野球のピッチャーでも、球は速いし、コントロールもいいのに球が伸びない人っていますよね。そんな感じです。
これじゃ、人を教え導いたり、育てるのってできるのかなあ、と感じていました。でも、このときはまだまだ、転職の「て」の字も頭には出てきませんでした。
人生について(自分のやりたいことについて)考え始めたのは、30歳でした。自分の言動は中身がないような気がする、ということを意識すればするほど日々感じるストレスは大きいものになっていました。また、完全に「このままではいけない」と考えるきっかけになったのは、「試験」です。
この試験は、上級幹部への登竜門です。
本当にやる気のある人か、本当に盲目的に目の前のことに頑張れる人のみが受かる試験です。自分はこのどちらでもなかったようです。
やる気、というのは自然に湧いてくるものではなく、自分で出すものです。自分の仕事の意義を考えてこなかった自分には、与えられた仕事をきちんと、かつ、効率よく「こなす」ことはできても、「魂をこめてやりきる」ことはできなかったのです。常に、心のどこかに覚めた自分がいました。
また、幸い、盲目的に目の前のことに頑張れる人でもありません(ただ、自分も、転職を考えるまで、何となく不安をかかえつつも、その不安を見て見ぬふりしたわけです)でした。盲目的に頑張る、というのは、その瞬間はいいかもしれませんが、長い人生、中盤や終わりごろに後悔しかねないと思います(こんなはずじゃなかった、と)。
少し話が反れました。
元に戻して・・・
自分は、その試験に失敗することをきっかけにして、自分や家族に向き合うようになりました。
「向き合う」というのは、自分はそのこれまで、や、意味、行く末について時間をかけて自分の頭で考え、話し合うべきは話し合う。ということだと思っています。時には家族とけんかして傷つけ合うこともあるかもしれませんが、それを恐れないことです。その積み重ねは、必ず、自分と家族の真の答えを見つけ出すのに必要だからです。

以下は、自分が真剣に考えたときの思考過程と、そのときの正直な気持ちです。

人生って、何のためにあるんだろう(人を幸せにして、自分が幸せになるため)

その人生において何のために働くんだろう(経済基盤を整えることを第一として、その上で大好きなことを通して、自己を成長させたり、人に影響を与えて自分が納得するため)

今の自分の人生を終えたときに自分が納得できるだろうか(今のままでは自分が納得できない

では、自分は、何が大好きで、何をしたら納得いく人生を終えられるだろうか(人生は、とどのつまり毎日の積み重ねだから、日々の仕事、家庭等で自分が納得いく毎日をすごした方がいいんだ)

【仕事に関する結論:自分は、食べることが好きだし、人に直接喜んでもらいたい。だから、職を通して人と直接接することのできる職業で仕事をしたい】
【家庭に関する結論:自分は、妻と子どもの心から幸せを願う。だから、自分が夫や父親でよかった、と思ってもらえる父になれるようにしたい】

「自分が」という言葉がよく出てきますが、最終的に人生はその人のものです。家族の幸せも、自分の幸せだと思っています。

自分は、結局、

「このまま定年までここにいても、確実に納得して人生を終えられないし、そんな父親を子どもが誇らしく思わないだろう。であれば、うまくいくかわからないが、転職に挑戦して納得いく人生を送りたい」

という気持ちで転職を決断しました。

収入は下がりますが、家庭の経済基盤を最低限整えることができるだろう、という見積が立ち、納得のいく人生を優先することにしたのです。

まとめ

長いブログを読んでいただきありがとうございます。
自分は、転職が家族に与える影響を考えるのに1年かけました。お金の勉強や家計の計算、資産運用はもちろんですが、人生、働くとは等の哲学的なところも真剣に考えました。家族会議もしました。

あとは、この決断を正しいものにするのも、間違ったものにするのも一日一日大切にするのみ、だと思います。

時間をかけ、自分の頭で考え、時には傷つくことから逃げてはいけません。逃げた先に光はないと思います。暗い過去が残るだけです。暗い過去が残ることが分かっていながら、光へ進まない理由はありますか?

一歩前へ進むことがどれだけ大変かは、わかっているつもりです。

仕事を変えても、変えなくても、人生に真剣に向かい合うことは、それ自体にとても価値のあることだと思います。それからの人生を納得のいくものにしてくれます(真剣に考えて納得して仕事を変える、変えない、の決心をするのですから)。

忙しい毎日かもしれませんが、ちょっとでも立ち止まって考えてみるのもいいのではないでしょうか。