めんおうブログ

国家公務員からラーメン業界への転職を決意した、30代男性(妻、子2)の経験と思いと挑戦。時々、本などのブログ

景気回復の実感とは?

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報道で、よく、

国民は景気回復を実感できていない

とか、

景気回復を実感できる政策を!

というようなことが言われてますよね?

では、景気回復を実感するって、どういうことなんでしょうか?
本当にそれを実感することってできるんですかね?
みなさんはどう思われますか?

景気回復、という定義は経済学上なく日銀がいくつかの指標を基に景気が回復しているのか、停滞しているのか、後退しているのか、ということを判断しているにすぎません。

自分たちにもなじみのある指標(失業率、GDP成長率)はどのようになっているんでしょうか?

失業率は、

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で、世界的に見ても低い水準です(ちなみに、アメリカは5%程度)。

世界の失業率ランキング - 世界経済のネタ帳

失業率が低い、ということは、多くの人が仕事につけていてお金をもらえることができている、ということです。

では、GDP成長率の方は・・・

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こちらは、先進国の成長率をまとめたものになっておりますが、先進国はどの国も5%以内を前後していますね。
GDPが成長する、ということは国家規模で見たときに作り出した価値が大きくなっている、ということですよね。

これら二つから考えると、いま日本は、

多くの人が仕事をしてお金がもらえており、その企業も多くの価値を作り出すことができている

ようです。

ただ、企業の利益は上がっているのに、なかなか給料が上がらない、という問題があるのかもしれません。

日本の28年度平均年収・給料・年収推移や年代別・学歴別・正規非正規別年収差|平均年収.jp

確かに、上のデータによれば1990年代に比べて下がっているようです。

しかしながら、給料が上がったら、次は次第に物価が上がり多く買えなくなっていきます。給料がちょっとずつ上がっても実感できないかもしれません。

では、どうしたら実感できるのでしょうか。

5000円増えれば、それとも1万円増えれば景気回復を実感できるのでしょうか?

自分は、どうも、そうではないんではないか、と思っています。

失業率が日本より高い国なんていくらでもありますし、日本はGDPだって世界トップクラスです。
自分は、こう思っています。

まず、日本の景気の状況は、上のように全く悪くない。だから、景気の「回復」なんてない。さらに、日本のように成熟した経済状況で、給料がいきなり何万円も上がることなんてない。よって、国民が景気の回復を実感する、なんてことは起こりようがない。

また、こうも思っています。

日本のように成熟した経済状況にある社会環境にいる場合は、景気(経済状況を肌で感じる感覚)だけで幸せかどうかを図ること自体時代遅れなのではないだろうか?

と。

成熟している、ということは成長のスピードが必然的に遅い、ということです。だから、政治が、景気回復を国民が実感できること、を目標としていること(建前だけかもしれませんが)自体、疑問です。

国民自体、さらなるお金を期待するのではなく、今目の前にあることから幸せを感じられるようになるように考え方を変えていくことが必要なんではないか、と思います。

そして、政治だって当たり前の暮らしをみんながしていけるようにしていくことを目標にしてくれる方がいいのではないかと思います。

自分は、経済の専門家でもないので、それを図る新たな指標など考えられませんが、生きていく上での基本的な考え方は、このように考えるようにしていますし、そちらの方が「今」を大切にしていけます。

ではまた!