めんおうブログ

国家公務員からラーメン業界への転職を決意した、30代男性(妻、子2)の経験と思いと挑戦。時々、本などのブログ

景気の回復を実感って、一体、どういうこと? もう、経済成長を幸せの指標にするのを卒業したらどうでしょう?

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わたしは、けっこう政治に興味があって、ニュースは欠かさず見ますし、選挙にはその都度、ある程度勉強してから行くようにしている善良な市民です(自分で言うあたりが善良かどうか疑わしいが)。

 

政治は、わたしたちの生活を本当に変える力のあるものだと思います。

 

児童手当の金額、幼児教育無償化、消費税率などは、本当に身近に感じる方も多いんじゃないでしょうか?

 

わたしも子供をもってから、政治の力を感じている一国民です。

 

わたしたちの生活の状況というのは人それぞれ違うので、その政治に対する批判や好みの政治家が人によって違うのは当然だと思っていますし、ちょっと自分には理解できないな、と思う与党の政策や野党の主張も、必要に感じている人がいることなんだろう、と考え、理解するようにしています。

 

でも、一つだけ、どうしても理解できないことがあります。

 

それは、

 

景気の回復を国民が実感できない

 

という野党の主張や、国民の政治に対する批判です。

 

また、

 

景気の回復をみんなが実感できる政治をします

 

という与党の国民への約束(迎合)です。

 

ここでわたしは問いたいんです。

 

景気の回復を実感する、というのは、どういうことですか?

 

ステーキがおいしい、とは全然違いますよ。官能的な話ではないですから。

 

給料が5,000円アップしたら景気が良くなったと実感できるんですか?それとも、周りの人が景気がよくなったと言えば実感できるんですか?それとも・・・

 

わたしは、違うと思います。

 

給料が上がったって、その分、貯金か投資信託に回すでしょうし、月の外食の回数が1回増えて終わりです。これで景気がよくなったなんて思わないわけです。

 

もう、日本の経済が成熟しすぎて、国民の暮らしが豊かすぎて、景気の回復なんか実感できないし、そもそも経済状況だって悪くないんですよ。

 

失業率、GDP成長率、GDPどれをとっても世界トップクラス。。。景気、とはそもそも定義があるわけじゃなくて、わたしたちが経済生活についてどう感じているか、という主観的な話なんですよね。

 

だから、国家公務員から飲食業界へ転職して給料が40%くらい減る予定のわたしだからこそ、言わせてもらいます。

 

お前は給料が高いからそんなこと言うんだろう、なんて思われている方がいたら、それはわたしには当てはまらないからです。

 

「一生懸命働かずして給料が上がらないことに対して景気回復を実感できない」と言っている人は、一生懸命働いて給料を上げてもらえるよう努力しましょう。それか、公務員になってはどうでしょうか?絶対安定して給料上がっていく生活ができます。

 

「一生懸命働いても給料が上がらないことに対して景気回復を実感できない」と言っている人は、こう考えましょう。給料は上がるまで頑張るか、もう給料が上がることのために働くのはやめましょう。経済的な豊かさを目指すあまり、心を貧しくしてはいけません。

 

「景気回復を実感できない政策を施す与党に対して実感できないことを批判する野党」のみなさんは、そんな批判はやめましょう。きっと政治家の皆さんは、そんなこと言ったってできっこないことくらい、わかっているはずです。逆に問いたい、景気回復の実感とはどういうことですか?

 

「景気回復を実感できる政治をしていくと約束している与党」のみなさん、そんな無理な約束やめましょう。同じく逆に問いたい、景気回復の実感とはどういうことですか?そして、それをどうやって実現するんですか?地域振興券をみんなにまけばいいんですか?そんなことじゃないことくらいわかっているはずです。

 

すべての共通点は、景気回復の実感というのがどういうことなのかを、誰もがわからず主張している、ということだと思います。

 

パルプンテですよ。パルプンテ

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唱え方は知っているけど、どんなことが起こるかわからないやつです。

 

では、どうするか。

 

わたしは、

 

経済成長を幸せの指標にするのを卒業すべきだ。目の前のことに充実感を感じたり、経験を積むことにこそ投資すべき。(自己の成長や周りの人を幸せにすることに幸せを感じるべき)

 

と思っています。

 

理由は簡単、経済や国民生活が十分成熟しているからです。

 

昔の人は、白黒テレビを手に入れるために仕事を頑張って、手に入れて家族で楽しむことで、経済成長(今でいう景気の回復)を実感したわけです。

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または、持っている白黒テレビを捨てて、カラーテレビを、氷で冷やすのをやめて冷蔵庫を、扇風機だけでなくエアコンを・・・そういうことで経済成長を実感していたわけです。

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その時代やそれ以降しばらくはよかった。だって、国民が豊かになったと感じること=経済成長だったんですから。

 

でも、今はどうですか?持っているデジタルテレビを4Kに買い替えたいと思いますか?エアコンについているカメラを2つから3つにしたいと思いますか?

 

ほとんどの人は、そういうことでは豊かさを実感できなくなってきているんです。目の前のことに充実感を感じるしかなくなってきているんです。

 

今は、国民が豊かになったと感じること=経済成長ではないんです。

 

わたしは、そう思います。(経済成長をしなくていい、とは思いません。それとは別の話です。そのことは別の記事で・・・)

 

だから、景気の回復を実感できる云々、ということを聞くと、その人が、今の生活に対してなんとなく不満に思っている気持ちを発散しているだけか、政治家が国民に迎合しているだけか、としてしか考えられないんです。

 

わたしは、経済に関する専門的な知識がないので、その指標を提案することもできませんし、経済成長を幸せの指標にするのをやめようなんていう政治家もいないので、残念ながらどうすることもできません。

 

ただ、個人的に目の前のことに幸せを感じる努力をしたり、このようにブログに意見を書いて、少しでも多くの人に、そのことに気づいて幸せな気持ちを感じてもらったりはできると思います。

 

だから書かせていただきました。

 

最後に一言、この記事で不快になられた方、すみません。こういう主張というのは文字だけでは伝わりきらない微妙なニュアンスなんてものもあるでしょうし、少々過激と思われるくらい書かないと本当のところは伝わらないものです。しかも、このテーマ、論文が何本もかけるくらい壮大なテーマなので。

 

でも、わたしの言いたいことの趣旨は基本的にこの記事に書いている通りです。

 

わたしも民間企業の厳しさ、というものはまだわからないあまちゃんなだけかもしれません。これから本当の荒波にもまれるわけですが、それは楽しみでしかありません。

 

お金以外のところに幸せを感じているからです。

 

わたしは、一国民として、政治を批判的に見るようにしていますし、政治家の主張をかみ砕いて理解しようとしています。

 

そのような姿勢こそ、国を豊かにする政治を実現するためのものではないでしょうか。

 

どうでしょう?

 

 

ではまた!