めんおうブログ

国家公務員からラーメン業界への転職を決意した、30代男性(妻、子2)の経験と思いと挑戦。時々、本などのブログ

外国人のバイトから、目の前の仕事に全力で取り組む姿勢の大切さを思い出させてもらった。(転職後16日目)

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わたしが一緒に働いている外国人のバイトから学んだことを書きたいと思います。

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本日の業務内容

【1月16日】

0815起床

0945~1045出勤

1100~1500サブ

1500~1600休憩

1600~1900サブ

1915~2030帰宅

0200就寝

感じたこと

わたしの働いている店に在籍しているバイトは、ほとんど顔を出さない人も含めて15人くらいいる。その中に外国人が2人いるが、うち1人とは働く時間が一緒になることが多く、彼(Aさん)から学んだことがあるので、記録しておきたいと思う。

 

 

 

 

 

Aさんは現在24歳。2年前に日本に来て、当初は福岡県でバイトをしていたようだ。そのバイトもラーメン店のバイトで、しばらくして学校に通うために東京に来たらしい。どうして最初から東京に来なかったのかはわからないが・・・

 

東京に来てからは、学校に通いながらバイト。そのバイトは、福岡での経験を生かして今とは違うラーメン店での仕事で、ホール、サブ、麺上げ、発注などの一通りの仕事をした後、通勤と通学の都合で、今の職場(わたしと一緒のラーメン店)に移ったそうだ。彼は、日本に来て2年であるが、日本語はペラペラで、暗号めいたスタッフ間の注文用語(例えばラーメン大盛の麺硬めのことを「ダイカタ」と言ったりする)もばっちりで、わたしよりラーメン店での経験があるということもあって、今の仕事はわたしよりもずっとできている。

 

15名のバイトの内、日本人は来ない人が多く、シフト提出なども遅れがちの人もいるなか、Aさんは、頻繁にシフトに入るし、シフトに入ったら店内のスタッフの中で一番声を出して頑張っている。わたしを含めた社員のだれよりも。

 

 

 

先日、休憩室でAさんと一緒になった時に少し話した(基本的に自分のシフトの10分前くらいに職場に来て、シフトが終わると帰るし、仕事中は常にお客様と一緒の空間にいるので、世間話をするのは貴重な機会である)。

 

できれば社員になって、長く働きたいし、社員になれなくてもどんどん学びたい。大変な仕事であるほどやりがいがあるし、一回それをやってしまえば他のことはたいていできるようになるので、大変な仕事にトライしていきたい。こう言っていた。

 

わたしは、休憩室でAさんの思いを聞いて、純粋にすごいなぁ、とAさんを尊敬するのと同時に、自分のことを恥ずかしく思った。わたしだって、まだ入社して1か月くらいしか経っていないこともあって、どんどん学びたいとは思っているが、これほど前のめりではなく、まだまだ積極性が足りないのではないか、と感じたからである。

 

 

 

また、別の日の夜には、店長、わたし、Aさんの三人で勤務していたことがあった。店長は朝まで、わたしは2200まで、Aさんは2300までのシフトで、2300以降は別のバイトが一人来ることになっていた。この店は、2300以降の深夜は二人いればなんとか回せるが、一人では厳しい。

 

わたしは、2200にあがって更衣室で着替えてから、一日の終わりの挨拶をしに店に行った。すると、2300からのバイトが急遽来なくなったという話を店長からされた。

 

その時、マジかよぉ・・・店長一人じゃ無理だよな・・・おれ、社員だし、明日の朝までやるかぁ・・・という煮え切らない考えが頭に浮かんだ。しかし、店長から、「Aさんが朝までいるって言ってくれてるから、めんおうは気にしないで終電で帰ってくれていいからね!」という風に言われた(この店長の発言には、言葉通りの意味以外の意味はない)。

 

 2300過ぎに終電があるのは、Aさんも同じである。店長の話によれば、Aさんは、即答で、「わたしが残ります」と言ったそうだ。

 

 

 

わたしは、煮え切らない考えが頭をよぎったことを本当に恥ずかしく思った。

 

バイトは働いた分だけ給与が増える、ということもあろうが、Aさんはそれよりも、今やっていることを一生懸命に、かつ、最大の集中力を傾け、しかも、それを自分の学びに変えていくことをこの上なく楽しいと感じているのである。

 

 

 

 

 

自分の考えを恥じると同時に、翻って、自分は今どんな姿勢で仕事をしているかを振り返った。

 

 

 

 

 

わたしには、ラーメン業界で成し遂げたい大きな夢がある。そのために大きな犠牲を払って、覚悟を決めて転職をした。これは間違いないことである。しかし、遠い将来を見すぎていないか?目の前のことに全力を傾けられているのであろうか?目の前のことすら本気でできない者に、大きなことはできないものである。

 

Aさんには、社員になりたい、という目の前の生活を何とかすることへの必死さがあり、ラーメン店で大きな仕事を任されたい、という手に職をつけること(具体的に学ぶこと)への執念がある。仕事中に店内で、自分の手に空きが出ると口癖のように、「めんおうさん、何か手伝うことありますか?」と聞いてくる。わたしには、これほどまでに積極的な姿勢で仕事をしている自信はない・・・

 

わたしは、自分が24歳のころ、どのような気持ちや姿勢で仕事をしていたかを思い出した。わたしが24歳だったころは、大学出た後、すぐに省の幹部養成課程を出たばかり。現場の仕事は右も左もわからず、夢を語っている余裕もないくらい毎日の仕事を終えるのに必死だったはずである。その姿勢がなぜ今ないのか。なぜ落ち着いていられるのか。わたしは、飲食業界では初心者である。入省した時の必死さで臨むべきである。

 

 

 

 

わたしは、外国人のバイトから、目の前の仕事に全力で取り組む姿勢の大切さを思い出させてもらった。遠い将来を見据えつつも、仕事を目の前にしたときは全力で取り組み、どん欲に学ぶことが夢に近づく第一歩なのである。