めんおうブログ

国家公務員からラーメン業界への転職を決意した、30代男性(妻、子2)の経験と思いと挑戦。時々、本などのブログ

怒らない、ということについて。(転職後35日目)

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店長の、仕事と部下に対する姿勢や、先日の発言から感じたことを記録しておきたいと思います。

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本日の業務内容

【2月4日】

0630起床

0710~0800出勤

0815~1445仕込み、ホール

1445~1545休憩

1545~2000サブ

2015~2145帰宅

0100就寝予定

感じたこと

店長が、毎日店に泊まり込むようなブラックな状態で勤務している(働かされている?)ことはこれまでの記事に書いたとおりである。睡眠時間が削られたり、おなかがすいたり、または、何かをしているときにその集中を削がれるようなことがあったりしたときには、イライラしやすい、ということについてはわたしにも山ほど経験があるし、生理的なことなので、わたし以外にも多くの人が経験したことがあろうと思う。

 

しかし、店長を1か月見ているが、眠そうにしていても、イライラしたり、神経質になったりしているところを見たことがない。つらいはずのことも笑いに変えようとしているのか、天性なのかはわからないが、一番つらいはずの店長の周りには、周囲の人を和ませる空気が常にただよっている(だから、仕事に行って店長に会うのが楽しみになる)。

 

 

 

弱々しい何気ない一言すら、周囲の人を和ませる。店長が勤務中に弱音(笑)をはくのは、一日のうち午後1時から3時の間である。そのころになると、

 

ミンミン(眠眠打破のこと)が切れてきた・・・めんおう、隣のコンビニで買ってきて(毎日服用)・・・

おなかすいた(昼食を食べている時間的余裕は毎日ない)・・・

背中がピンチだ(ラーメン作りは立ち仕事で、背中が痛くなる)、ピンチはチャンス!(実際チャンスはない、ということは、従業員はみなわかっている)・・・

〇〇ちゃんが寝坊だって!今から家出ても1300ごろになっちゃうって言うから期待して待ってたら、来なかった。来ないんかい!?って感じだよなぁ。。。(怒っていいですよ、これは)

 

などというように言うのをよく聞く(上の( )内は、従業員の気持ち)。つらそうに聞こえない。でも、店長のつらいはずの状況がとてもよくわかるから支えたくなる。

 

 

 

また、店長は、従業員がミスしたときにも怒らない。これまでわたしは、お客様にそのお客様が注文していないラーメンを提供してしまって、店長にラーメンを作り直させてしまったし、他にも数々のミスをしている。なるべく同じことで間違いを起こさないようにはしているが、何度か同じようなミスをすることもある。それでも、店長がわたしに注意するときは、決まって「自分も昔はそうっだったけどさ」で始まり、「若かったころに自分が言われたことを、めんおうに言ってるだけだから、気にしなくていいよ」で終わる。勤務初日から、わたしは店長に対して、腰が低い人だなぁ、という印象を抱いたものである。

 

 

 

つい先日も、店長から決して現場責任者らしくはないが、なるほど、と思える発言があった。それは、「今月の終わりに一カ月のめんおうの働きの評価を上司に報告するようになってるんだ。どういう評価をしたらいいかな。別におれの評価でめんおうの勤務成績が決まるわけじゃないから。おれは、人を評価できるような人間じゃないからさ」というものであった。これを聞いて、 こういうことって普通、部下に言っちゃだめでしょ!?っていうか、店長の評価がおれの成績になるに決まってるでしょ!?と思いつつも、最後のフレーズにはピンとくるところがあった。

 

それは、「おれは、人を評価できるような人間じゃない」という部分である。人に腹を立てない、という明石家さんまさんも自分のことを「人に腹を立てられる器ではない、そんなに偉くない」と評しているそうだ。店長のこの発言は、さんまさんの発言とほぼ同じ趣旨であろう。

 

 

 

翻って、自分はどうだろうか、と考えた。間違いなく人に腹を立てることがある。イライラを人にぶつけなくとも、それが原因で雰囲気がわるくなったり、それにこだわるあまり集中力が落ちたりすることがある。では、腹を立てるときとは、どのようなときか。それは、自分の期待通りに物事が進まないとき(対象が人であっても同じこと)だろうと思う。結局、腹を立てているときは、自分が一番偉くて、物事の中心、基準になっているのである。無意識のうちに、何で基準であるおれの思う通りにならないんだよ!?と思っているのかもしれない。

 

店長の発言やさんまさんのエピソードに、なるほど、とは思うが、これは頭ではわかっていても「怒らない、腹を立てない」を実践するのはなかなか難しいことである。しかし、これが先天的なもので、新たに身につかないか、というとそんなことはないと思う。日々の実践と反省で少しずつでも身につくのではないだろうか。

 

楽しいから笑顔になることもあるが、逆に笑顔でいると楽しくなるから日々笑顔でいること。笑顔が顔にしみつくくらい笑顔でいる努力をすること。また、イライラしないこと。イライラしてしまったときは、自分がそんなに偉いのか?と疑ってみること。そして、イライラした自分を反省すること。

 

実際、わたしは、公務員から接客業に転職して、日々の業務で、笑顔でいることやありがとうございますと口にすることが格段に増えた。これが要因かどうかはわからないが、先日家族で写真を撮った時に妻から「パパの笑顔、これまでで一番じゃない?」と言われた。その時は、「笑顔」を特に意識しておらず、写真撮影の時の一般的な笑顔を作ったつもりだった。何気なく撮った写真のその笑顔が一番いい「笑顔」だなんて。。。これまでも楽しい生活を送ってきたが、転職を人生の転換点としてより楽しく、充実した人生を新たに歩み始めているように思う。

 

 

 

「自分は、人を評価できるほど偉くない」

 

日々忘れずに過ごしていきたい。