めんおうブログ

国家公務員からラーメンベンチャーへ転職した、30代男性の経験と思いと挑戦。時々、本などのブログ

ビジネスマンは、攻めの一手を打て。ラーメンベンチャーの社員研修で多くを学んだ。

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先日、社員研修があり、これに参加した。

 

 

 

ヒラの全社員参加が基本で、会場を関東と関西にわけて4時間のスケジュールで行われた。わたしは今年の1月に中途で入社したので、今回が初めての社員研修。少し不安もあったが、社員研修自体が去年からの試みで、まだ手探り状態で進めている施策らしい。

 

わたしのいる会社は、ラーメンベンチャーだが、会社の規模が急激に大きくなるにつれ、社員の能力や考え方をある程度斉一にすることが必要になっているのだろう。実際、営業が火の車になっている店舗での教育では限界があり、このまま企業規模が大きくなったら危険、というところまできている印象がある(事務所はぐちゃぐちゃ、本社の施策がまったく浸透していない、日々の営業だけで手いっぱいで山積する問題点を解決できないまま日々が過ぎていく・・・)。

 

 

 

社員研修は、本社の会議室で行われ、わたしの参加した関東会場には会場スペースギリギリの約50人が集まっていた。

 

中途入社のわたしには、ほとんど知り合いがいなかったが、すぐに慣れた。ラーメン業界のイメージそのままの「いろんな人」がいた。わたしも公務員を31歳で退職した「いろんな人」の一人であり、見た目は違う人ばかりであったが、不思議な親近感が湧いたのである。

 

 

 

研修開始時刻になり、オープニングムービーが流れた。これ必要か?と思いながらも、本社の思惑通り、その気になったところでムービーが終わった。

 

すると、「どうでした?ムービー作るときって、音楽のつけ方に苦労するんです。それはね・・・」と会場の隅の方で脚を組み、マイクを持った講師(司会)が話し始めた。講師の目はこちらをにらめつけるようで、渋く太い声には迫力があった。

 

資料が配られ、講習が始まると、素っ気なく「三色ボールペンとマーカーを出しましょう。持ってきてない人はしっかりしてくださいね。ビジネスの基本ですからね」とも言った。なんだこのおっさんは、という若干の反感を持ったが、聞くところによると、本社が雇っている講師だそうで、飲食業界では名の通ったコンサルらしかった。

 

どうりで・・・と思いながら講習を受けたが、その中身はさすがだった。講習の進行要領は時間管理と成果発表が徹底されており、小グループの討議が中心で、店舗の抱えている問題点、原因と改善策が浮き彫りになった。講師の、有無を言わせない進行の下、講習はとてもスムーズに進んだ。

 

講習の終了が近づき、多くの学びや気づきが得られたな、とわたしを含んでみなが感じていたことだろう。講習前には会場の空気は張りつめており、参加者はみな若干緊張し、ひたすら開始を待っている、といった状況であった。これが、終了時には、打ち解けた雰囲気で同じ企業で同じように苦労している仲間だ、という意識をもち、参加者同士が店舗の具体的な問題点を積極的に情報交換するまでになっていた。

 

しかし、これでは終わらなかった。

 

講師から最後の課題が付与されたのである。「あー、勉強になった。これから頑張ろう、では全く意味がないんです。勉強したことを踏まえて、明日から何をするかが、大切なんです。このアウトプットをしなければ講習の意味はありません」と言われ、来月の目標と、その目標に向けて翌日から何をするかを明確化する課題を付与された。そう、どんなに小さな一歩でもいいから、「翌日」から「何を」するかまで落とし込むことが必要なのである。

 

いい勉強になった、というのは、行動へ移す面倒を先延ばしにする自分自身への甘えであることを目の前に突き付けられたような気がして、シャキッと身の引き締まる思いがした。店舗の営業で、どうしても手いっぱいになっている店長に代わって、社員研修で喝を入れられるとは。。。

 

来月にも社員研修があり、この課題の成果発表があるそうだ。店舗を毎日着実によくしていくために、明日から積極的かつ具体的に動いていきたい。いい勉強になった、という逃げの一手ではなく、即実行という攻めの一手を打つことこそが大切だということを強く感じた。