めんおうブログ

国家公務員からラーメンベンチャーへ転職した、30代男性の経験と思いと挑戦。時々、本などのブログ

超エリートの時間に対する価値観が異次元すぎて、我が身を振り返らざるを得なかった。

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先日初めたAmazon Primeの特典で読み放題本に指定された本を、持ち前のビンボー根性丸出しで手当たり次第にダウンロードし、何冊か読んでみた。

 

その中で、一冊、新しい発見や、納得いくことばかりが書かれている本に出合うことができた(まだ全部読んでませんけどね)。

 

その本は、モチベーション革命、というタイトルの本で、実例を用いながら団塊の世代と若者世代のモチベーションの違いについて述べ、世代間の関係をどのように築いていくか等を論じた内容になっている(まだ全部読んでいないので、間違っていたらごめんなさい)。

 

この本の中で、超エリートの時間に対する価値観に関する実例が紹介されていた。本の主要な内容とは直接関係ないものだが、衝撃を受けすぎて、久しぶりに価値観がガラッと変わる体験をしたので、ここに記録したい。

 

以下は、本の内容の引用(理解しやすくするため、若干要約している)である。

 

僕が新卒で入社した「マッキンゼー ・アンド・カンパニー」で学んだことをお話ししましょう。

 

入社してすぐの僕は、担当するお客様から、一時間につき〇万円というコンサルタント料をいただいていました。つまり、僕はお客様に対し、料金に見合うだけの価値を提供すべく、対峙していたのです。さらに、僕の上司は、時間当たり、僕の四倍もの額をいただいていました。僕ら社員は、常にお客様から「この人にはこれだけの額を支払う価値があるか」という視線を向けられている状況なのです。

 

だから、僕は必死に一時間ごとにかかる料金に見合う価値を相手に提供できているかどうかを考えながら仕事をします。すると、「一時間の価値」が、今度は上司とのチームワークでも試されるようになるのです。どういうことかというと、一時間につき四倍もの価値がある上司と、僕が一時間のミーティングをしたら、その一時間に五倍ものコストがかかっていることになる。ということは、僕が上司とミーティングするのは、まず一人で五時間以上試行錯誤して、それでも解決策が生まれなかった時に行うべきものになる。

 

もし僕が四時間で解決策を考えられるなら、上司の一時間をもらうより自分でやるべきということなのです。でも、六時間以上かかっても解決できないものを一人で考えるなら、上司から「それは、俺に相談すれば君の価値の五時間分で解決することだ。それなのに一人で考えてしまうから、六時間分もかかってしまった。君がお客様から頂いている一時間分ものお金を無駄にしてしているのだぞ」

 

と注意されてしまうわけですね。

 

わたは、衝撃を受けました。これまで10年間の省幹部としての勤務で、省内で鍛えられてきたし、優秀な上司にも仕えてきたが、ここまで時間に対する価値を繊細にとらえていなかった。どちらかというと、時間的観点なく、体育会系的にゴリゴリと仕事をしてきた。超エリート、一流とはこういう人たちのことを言うのか・・・次元が違いすぎるぜ・・・。「時は金なり」ということだ。

 

「時は金なり」で思い出した。今の仕事はどうだろうか、と振り返った。

 

上の例(引用)と比較すると、とても次元の低いことではあるが、日々なんとなく気になっていたことが、明確な問題として浮き上がってきた。それは、今働いているラーメン店のシフトの組み方である。

 

シフトを組んでいるのは店長であるが、これが極めて非効率なのである。要は、二人で回せる時間帯に三人当てることが多いのである。人を育てる、という観点で多めに人を当てることもあろうが、その枠を超えている。

 

ムダに人を当てることによって、休めるところで休めなかったり、バイトに余計な人件費を払うことにもつながる。休養を取った方が仕事へのモチベーションは確実に上がるし、人件費を減らした方が店の成績は上がる。効率的なシフトを組むことで損することは何もないはずなのに、何も手立てが講じられていない。三人当てた時間帯にお客様が多く来なかったとしても、「今日は暇だなぁ」という感想を漏らすに終始しているのである。

 

来ていただいたお客様に期待以上のサービスを提供する、という本質的に受動性のあるサービス業ならではのシフト組みの難しさはあるだろう(二人で回せると思っていた時間帯にたくさんのお客様が来た時に対応が大変になる)。その中でも、人が少なく、休みも取れずに困っている現状を打破するためには、効率的に人を使うという断固たる意志と、知恵を絞った工夫しかない。

 

お客様が店舗に足を運ぶかどうかを決める要因はいくつもある。天候、気温、時間帯、平日・休日、連休前後、季節、学校行事など。このような要因と売り上げに関するデータを積み上げていけば、客足を予想でき、それに応じた人数(スタッフ)を配当するようにシフトを組めばいいのではないだろうか。そこまで難しい案件ではないので、早い時期にこのデータ収集と分析に取り掛かりたい(多分店長はやらないから、自分がやる)。

 

 

 

今回は、とにかく超エリートの時間に対する価値観の異次元さに鳥肌が立つほど驚いた。本を読むと、このように自分が経験しなかったような貴重な発見があるが、発見で終わらせず、必ず具体的な行動につなげたい。