めんおうブログ

国家公務員からラーメン業界への転職を決意した、30代男性(妻、子2)の経験と思いと挑戦。時々、本などのブログ

子どもを登場させた番組をYouTubeに配信する親の気持ちが全く理解できないどころか、嫌悪感を覚える。

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わたしにはもうすぐ4歳と2歳になる子がいるが、二人とも毎日YouTubeを見ている。時間を決めて見せるようにはしているが、同じようなチャンネルを好んで見ているようだ。

 

うちの子の好きなチャンネルはいくつかあるが、すべて、その親の作ったシナリオ通りに子どもが演じたものである。内容は、おもちゃの紹介系、どこどこへ行ってきました系、何々をしてみました的な企画系などがある。番組によっては、生クリームを投げ合って笑い合う、そして、親も笑いを抑えたあきれ声で子どもをたしなめる(番組として配信している時点で演じているとしか考えられないもの)という茶番もある。

 

すべてに共通するのは、おもちゃの紹介にしろ、旅行先の紹介にしろ、子どもが紹介する形をとっており、その親は声のみの登場であることだ。

 

番組は、「〇〇チャンネル!!」という子どもの楽しそうな掛け声で始まり、それぞれの内容があって、最後に「面白かったらグッドボタンとチャンネル登録よろしくね!!」と、これも、番組に登場した子どもからの宣伝があって終わる。

 

わたしは、このような番組を作成し、配信する親の気持ちが全く理解できない。それどころか、嫌悪感を覚える。

 

 

 

これにはいくつか理由がある。

 

 

 

まず、収益の発生するYouTubeの番組作成に、自分の子どもを利用しているのが見え見えなことである。もう、お金のにおいがぷんぷんする。子どもは道具か?タブレットの中で、収益のことなど知らずに、親の作ったシナリオの中で無邪気に笑い合う子どもたちの姿を見ると、暗い気持ちになる。

 

もしかしたら、将来俳優にするための練習も兼ねている、という主張や、家族の思い出作りの一場面で、ついでにYouTubeに配信しているのだ、という親御さんの声も聞こえてきそうだ。しかし、残念ながら、登場する子どもたちはそんな素質はなさそうだし、思い出作りなら他でやってほしい。わたしにとっては迷惑、うちの子どもたちにとっては悪影響でしかない。

 

わたしがその子どもなら、将来、親に対する不信感を持つことになると思う。子どもは親に全幅の信頼を寄せているはずである。実際の顔、声、姿が動画として全世界に配信されることがどのような意味を持つことなのか、など理解もせずに、カメラを向けられれば、親の言われるがままに動くしかない。親がタノシソウにしていれば、タノシク思えてくるものなのだ。

 

子どもの頃、収益の発生するYouTubeに、自分を演者として利用した番組を配信していた、という事実は動かしようがないし、それが、どのようなことかを徐々に理解していった先には親に対する不信感しか残らないのだろう。言葉にならない鬱屈とした感情が残るはずだ。それは、きっと親にも、子にも幸せなことではないだろう。

 

 

 

次に、番組の内容である。すでに述べたように、番組によっては生クリームパイ投げのようなもの(食べ物を粗末にするもの)もある。昔、「ドリフターズなんかが出ているテレビ番組はけしからん」という批判の対象となった内容そのままである。

 

別に、わたしは、パイ投げが嫌いなわけでも、食べ物を粗末にする番組が嫌いなわけでもない(限度はあるが)。とにかく、一般人がやっている番組で、レベルが低いのである。そのレベルの低さを、「子どものかわいさ、無邪気さ」で水増しする姑息さ、が許せないのである。

 

わたしが小さい頃は、同様の低俗なコントをドリフターズがやっていた。確かに低俗だったが、大好きだった。たくさん笑わせてもらった。

 

上のYouTubeと違うのは、ドリフターズが、プロとして道を究めていて、その世界観を感じるコントを演じていたことだ。幼いながらに、彼らが日本中から求められていることを理解した上で、現実世界との線を引いていたような気がする。番組内容の低俗さ、ではなく、番組の質が低レベルなことこそが、子どもに見させたくない理由である。親の指示で、近所の子どもが悪ふざけをしている風景を見せたいわけがない。

 

 

 

最後に、こういった番組は、わたしの思考の妨げになる。この理由はおまけ的なものであるが、休日のまったりとした時間の大好きなネットサーフィンの時間に、わたしがパソコンをいじっている横で子供が「〇〇チャンネル!!」を見始める。すると、これまで述べてきたような理由から、20%くらいの集中力が削がれるのである。

 

こういうときは、最近覚えたプライムミュージックを流したイヤホンで耳をふさぐしかなくなる。

 

 

 

以上のような理由から、「子どもを登場させた番組をYouTubeに配信する親の気持ちが全く理解できないどころか、嫌悪感を覚える」わけである。

 

もう、一刻も早く上のような低レベルな番組配信をやめていただきたいが、この自己責任の社会では無理なことだろう。「嫌なら見させなきゃいいじゃん」という声が聞こえてきそうだが、小さな子どもが見ようとしているものを見させないのはムリなのである。経験のある方ならわかるはずだ。タブレットを操作するのは子どもで、放っておいても、過去に見た番組の紹介がサイドバーに上ってくる。これはどうしようもなかろう。

 

 

 

さて、この嫌悪感、そして、やりどころのない不快感、どうしてくれようか。。。