めんおうブログ

国家公務員からラーメン業界への転職を決意した、30代男性(妻、子2)の経験と思いと挑戦。時々、本などのブログ

ベンチャー企業のスピード感がすごい。

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わたしは、公務員を退職後、創業10年で年商数十億、全国展開や海外展開を強力に推進するラーメンベンチャー企業に勤めている(もちろん安月給です)。

 

今日は、1月に転職したその会社の2回目のWS(ワークショップ=討議、発表を基本にした研修)に参加した。

 

なお、この企業については、以下の記事にも書いてあるので、参考まで↓

www.zinseitanosiku.com

 

会社では、企業規模の急激な拡大に伴い、新入社員やバイトが増えるに当たって、各店舗での営業が、創業メンバーの企業理念や本社の考え、施策とずれてこないよう、そして、ボトムアップで成長の勢いを維持・向上していけるよう、去年から毎月WSが行われているそうだ。

 

 

 

今回のWSでは、どのように強いチーム(店舗)を作っていくかを話し合い、発表し合った。

 

強いチームの具体例として、某大学のラグビー部が取り上げられていた。当該ラグビー部は、未踏の記録を成し遂げているそうで、いかに強いチームを作るのか、を考える上でとても参考になった。

 

当該ラグビー部は、

①楽しむこととチームワーク

②コミュニケーション

③全員がリーダーになること

をスローガンにしているそうだ。

 

特に印象的だったのは、これを実現するために、「脱体育会系」を標榜し、実践したことだ。

 

強い大学の運動部と言えば、上級生は神様という徹底した上下関係、というのが一般的なイメージだろう。わたしのいた大学の運動部でも上級生は神様で、荷物運び、食事の支度、掃除など、上級生の身の回りの世話は下級生の仕事だった。それが当然の文化だった。

 

しかし、これを180°逆転させ、1年生が入ってしばらくは、上級生がすべての面倒を見る。そして、手取り足取り教えていく。これを徹底したそうだ。これによって、まさにスローガンに掲げた、三つができる強いチームになっていったという。

 

もちろん、これだけがその要因ではないとは思うが、要因の一つであることは間違いないだろう。

 

 

 

このラグビー部の例を知識として得て、どのようにしてラーメン店での仕事に反映するかを話し合って発表した。とてもいい討議と発表ができたが、発表を聞いていて、我々の同期の多くが致命的とも言える間違いをしていることに気づいた。

 

それは、具体的に実践できる第一歩を見つけられておらず、それにすら気づいていない、ということである。グループ討議後、講師に指名されたグループが発表したが、多くの発表内容は、具体性に乏しいものであった。

 

例えば、〇〇について店舗内で情報共有する、とか、新入社員に仕事を早く覚えてもらって戦力化を図る、といった内容の発表が多かった。本当に大切なのは、「どのように」情報共有するか、「どのように」新入社員を戦力化するかだろう。概念的な目的を実現するための具体的な手立てこそ、明らかにしなければならないはずだ。

 

具体性のないものは、「とにかく頑張ります」というのとそう変わらない。

 

周りは、その発表を肯定的にとらえていたし、特に指摘はなかったが、これでは「勉強して、できた気になって終わってしまう」と強く感じた。討議前に学んだラグビー部の例のように、強いチーム(スローガン)を実現するための具体的な方策にのみ価値があるはずだ。

 

 

 

繰り返しになるが、大切なのは、強いチームを作るための概念を学び、それを店舗の環境に合わせて、具体的に実践できる第一歩を見つけること、そして、すぐに踏み出すこと。さらにその歩みを継続することではないだろうか。

 

情報共有は、事務所のだれでも見えるところにホワイトボードを設け、毎日社員が必要事項を記載する、とか、グループラインで共有する、とか、こういう本当に小さい一歩でもいい。実践できる具体的な方策を明らかにすること意味があるのだ。

 

楽しく、チームワークがあり、コミュニケーションをはかれ、全員がリーダーとして頑張れるチームとは何か、まず、これを店舗の環境に合わせて具体的する。そして、それを達成するのに必要な要素ごとの具体的な施策を立てて確実に実行していきたい。

 

 

 

2カ月先のWSで、どのように強い店舗を作る取り組みをしたか、についての発表があるそうだ。「即実行」が求められている。一つ一つの仕事を過去の成果と比べながら、ミスなく正確にこなしていた公務員時代とかなり雰囲気が違う。

 

このような雰囲気が苦手な人もいるだろうが、わたしにとっては、このスピード感がたまらない。考え方を学んだら、あとは任せるからしっかりやって、その結果を教えくれと。一社員にも、店舗改革のための具体的な行動が求められ、それが奨励されている。そして店舗を自らの意志でどんどん変えていける。こういう空気が大好きだ。

 

全社員が、各店舗で小さな一歩を前に踏み出せば、会社としては大きな一歩になる。そして、各店舗の一歩一歩の歩みの方向が正確で、ペースが速いほど会社としての歩みも速くなる。

 

どれほどの社員が本気でその小さな一歩を踏み出すかはわからないが、わたしは絶対やってやろうと思う。その一歩一歩が、自分自身の大きな目標への一歩になり、それが自分、家族、同僚、お客様の幸せにつながると信じて。