めんおうブログ

国家公務員からラーメンベンチャーへ転職した、30代男性の経験と思いと挑戦。時々、本などのブログ

国家公務員を退職し、1か月間飲食店で働いた感想。(転職後28日目)

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前職の国家公務員を退職し、今の企業に就職してから2月1日で1か月が経ちます。本日は、1月最後の休日、ということでこの1か月を振り返りつつ、国家公務員を退職し、1か月間飲食店で働いた感想についてまとめたいと思います。

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(写真はイメージです)

全般

転職前には、心配事がたくさんあった。わたしにも心配はあったが、心配が多かったのは妻の方で、「飲食は、ブラックで辛いよ。長くてきつい勤務だろうから体を壊さないかどうか心配だよ」というものだった。こういった心配があったが、実際1か月勤務してみてどうだったのか、ということをまとめておきたいと思う。1か月も働けば、企業、店の雰囲気はわかるし、今後の見通しも立つものである。

ブラック企業かどうか(勤務内容、時間、収入など)

わたしの勤めている飲食企業がブラック企業か、という答えを一言で言うと、「ブラックに近いグレー」ということになろう。

 

これについては、下の記事にまとめたので参照していただきたい。↓

 

内容が重複する部分もあるだろうが、1か月間勤めた感想をまとめておく。とにかく店長は完全にブラックだ。店にもよるだろうが、バイトのシフトがそろわない、少ない人件費で収益を上げよという経営陣の要求、社員を休ませなければならないという制約などのひずみを一手に解決することを求められているのが、現場責任者の店長である。

 

部下には規定通りの勤務を、上司には要求通りに・・・ということである。これを満足させるには、労働力の絶対量が不足している現状においては、店長が量をカバーするしかない。店長は、一日4時間睡眠くらいで、数カ月休みなく・・・わたしの勤めている店はこのような状況である。

 

ただ、店長のこのような涙ぐましい努力のおかげで、社員以下はまったくブラックではない。労使契約に反しない範囲で勤務できている。しっかりタイムカード(システム)に打刻して入店し、退店時にも打刻する。打刻した瞬間に勤務時間、残業時間、深夜勤務時間が出る。これが登録されて月々の給与に反映されるのである。どうしても休憩が取れないときもあるが、基本的には店長が指示して規定通り取れるようにしてくれている。規定通りに休憩を取ることができなかったとしても、店長の顔を見ていると、休憩くれ、とは言えなくなる。休憩が取れない、ということは、たくさんのお客様に来ていただいている、ということの裏返しでもあるので(休憩は、お客様に対応する店内スタッフの人数を減らしても大丈夫な時に取ることになっている)。特にバイトを大切にしていて(やめられたらとても困る)、バイトについては、確実に規定通りの勤務態勢を守らせている。

 

勤務内容、勤務時間、収入は、当初イメージした通りであり、まったく問題ない。勤務内容、時間については、入社前にかなり具体的にイメージしたおかげで、勤め始めてからがっかりする、というようなことはなかった。実際、ラーメン店で働く、というイメージ通りであり、皿洗い、ラーメンの盛り付け、お客様の案内、ゴミ出しなどである。今のところ、いかに効率よく、素早く作業をさばけるか、ということが求められており、頭を使うようなことはない。言われたことをしっかり覚えておいて、同じようなことを注意されない心がけと、やる気があれば頑張ることができる。

 

また、収入についても、ネットの募集要項、細部は面接で説明を受けた通りである。むしろ、これまで店長以上しかつかなかったインセンティブが、店長よりも下の社員にもつくことになり、実質的に給与があがった印象である(微増程度ですけどね)。

職場の印象と問題点

シフトの中では、3~4人の少人数で来店するお客様に入店、商品の提供、退店までをしていただくように回す必要があり、チームワークが求められるので、職場の雰囲気はとても仲が良くて活気がある、いい印象だ。

 

ただ、あまりの忙しさに店長が本来やるべき店長業務に手が回っておらず、完全に来るお客様にひたすら対応する、という状況になっている。やはり、店舗も組織であるから、目標があり、それを共有して、達成に向かうようにベクトルを向けていかなければならないが、目標自体あるのかどうかすらわからない状況である(もちろん共有されていない)。今後、こういうところを改善していきたい。わたしが戦力として一つのシフトリーダーのような存在になれれば店長の負担も少しは減るだろう(シフトリーダーというのも今は不明、というか、そのような体制を敷いていないので、少なくとも誰を中心に動くのか、というのをシフトごとに明確化したほうがいいと思っている)。

前職の国家公務員と民間企業社員の違い

一番の違いは、そのモチベーションである。

公務員は、いくら仕事をしても給与も変わらないし、誰からも感謝されない(感謝されえているかもしれないが、実感できない)ので、「できる限り負担を減らして(いい言い方をすると効率的に仕事をして)、早く仕事を切り上げる」方向に各人のベクトルが向きやすい。これは制度設計上、仕方のないことである。わたしもそうだった。相当な愛国心、地域愛、組織愛(愛というより、自分の仕事が役に立っている、という信念に近いもの)がないと、求められる以上に仕事をしよう、とは思わない。もしくは、出世欲で動く人も多いのが実情である。一方、民間企業、特に今勤めているところに限っては、店ごとの順位が明確に出て、しかもそれに対してインセンティブがついたり、表彰制度があったりするので、仕事が多くなってもそれほど不満がでない。むしろ、お客様にたくさん来ていただいて仕事が大変な方がありがたい、という方向に気持ちを向けることができる。これについては、ひとえに、経営陣の店舗管理能力にかかっていると思うので、社員にやる気を出させる、という部分に関してはうまくいっているのではないだろうか。

来週以降の予定

来週以降も勉強することがたくさんある。

今日までの約1か月の中で、ホールとサブについてはある程度経験を積んで、一通りのことはできるようになった。来週からは、固定的に早番のシフトにつくことになり、朝の仕込みをやることになった。また、来月からは麺上げ(ラーメンの調理)に入ってもらう、ということも言われているので、勉強することがたくさんあって、楽しみである。1か月目でホールとサブ、2か月目で麺上げと仕込み、それ以降は、店舗管理業務(発注など)を勉強していくことになろう。1年以内に店長業務を任せていただきたい、と思っているので、なかなかいいペースなのではないだろうか。もしかしたら、今の店の店長は、そのようなつもりで育ててくれているのかもしれない。とにかく店長候補者が不足していて大変なようなので。。。とにかく来週以降も新しく勉強することばかりで楽しみである。